ます寿し
竹の棒に曲げわっぱ。容器を締めつけるゴムをほどいて、丸い蓋をあけると、中から笹の葉が重なり合って顔を出します。その笹を開いて現れるのは、鱒は鱒でもサクラマス。鮮やかな紅色の切り身が笹の緑に映えて、見事なコントラストをつくります。富山のお土産に人気のます寿しですが、はじめて手にした時に食べ方がわからない、という人が多いのではないでしょうか。その独特の味わいとスタイルが人気を呼んで、現在は富山を代表するお土産になっており、また、富山県が認定する「富山県推奨とやまブランド」の1つです。
富山県内では、鱒寿司店の他にも、ホテルや寿司屋、惣菜店など、様々な業者がます寿しを作っています。鱒の厚みやシメ加減、酢飯の味、ご飯の炊き方、笹の葉の使い方、鱒や酢飯の盛りつけ方など、全てが同じます寿しはありません。作り手によって様々な特長が見られるのも、ます寿しの楽しみではないでしょうか。
とやま和牛 酒粕育ち
令和4年7月19日(火)に「とやま和牛」の新ブランド、「とやま和牛 酒粕育ち」がデビューしました。
「とやま和牛」は、令和3年の「A5」比率が、全国2位の74%と、トップクラスの品質を誇っていますが、さらなる消費拡大に向け、新たな付加価値として、栄養価の高い「酒粕」を飼料とする取組みを富山県酒造組合や富山県肉用牛協会と連携して進めてきました。
令和4年度の出荷頭数は200頭の見込みで、その肉質・食味は、”ジューシー”で”やわらかい”、”脂の甘みが強い”ことが特長です。(民間分析機関等による官能評価の結果)
小粒いちじく
- 旬の時期
- 8~10月
富山県では、新たに小粒いちじくの生産拡大取り組んでいます。
小粒いちじくは甘味が強いことや、外観が珍しい等の特徴を持つことから、外食産業業界からの関心も高く、評価が高まっています。
県内では、「コナドリア」(収穫時期:8月下旬~10月上旬)と「ネグローネ」(収穫時期:9月中旬~11月上旬)という品種を主要品種として作付しています。「コナドリア」は、1果重が50g前後、果皮が鮮やかな緑色、果肉が赤色、糖度は15%程度と高く、「ネグローネ」は1果重が25g程度で、糖度は16%程度と高くやや酸味があり、ねっとりとした食感で、どちらも果皮が薄いため丸ごと食べることができます。
また生産面では、果樹の中でも比較的作業が容易なこと、農薬が少なくて済むことの長所が挙げられます。
富山県では、高品質な果実を安定的に収穫するために、育苗ハウスを活用した雨よけ栽培や、移動可能なコンテナ栽培に取り組んでいます。
こまつな
- 旬の時期
- 5〜2月
サラダや中華料理などの食材として人気のこまつな。カルシウムやビタミンなど栄養価の高い野菜としても注目されています。
富山では、甘みを増した寒締めこまつなも。出荷量は多くありませんが市場を通じて県内で販売されています。この時期だけの菜っ葉の肉厚さや甘さをご賞味ください。
ふく福柿
- 旬の時期
- 10〜11月
「食べる人も作る人もみんなに福が来るように」。そんな願いから命名され、砺波市東部の山間地域の栴檀山地区で栽培されているさわし柿です。山間地特有の昼夜の寒暖差など、地域特有の地理的な条件を生かすことで、色鮮やかでしまった果肉の柿となっています。
さわし柿とは渋柿の渋の元になる、果肉中の水溶性タンニンを人工的な渋抜きを行って甘くした柿をいいます。種が無く、あっさりした上品な甘さとやや固めのジューシーな食感が特徴です。
新川だいこん
- 旬の時期
- 10〜12月
大きな根と書く「大根」は、文字通り「根」の部分が肥大化した野菜です。根は土の中の養分を吸い上げるために「ひげ根」を伸ばし、これを取りのぞいた跡がくぼんで見えるのが一般的です。ところが、主に魚津市内で作られる「新川だいこん」は、「ひげ根」をほとんど伸ばさないため、表面のくぼみがなく、つるつるの白い根を真っすぐに伸ばします。まるで女性の肌のようにすべすべで、キメが細かいことから「美人だいこん」と呼ばれて親しまれています。
新川だいこんが美人肌に育つ理由は、その栽培方法にあります。肥料は土全体ではなく、根が伸びる先の深い部分にだけ施されるのです。そのために「ひげ根」が伸びず、真下にある肥料に向って真っすぐに成長します。1カ所から肥料を吸収するため、栄養がまんべんなくいきわたり、細胞の組織が均等になるため、キメがそろってくぼみのない、美しい大根に育つというわけです。















