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特集:今が旬 りんご

隠れた名品

蜃気楼  富山県のりんごは「蜃気楼」が発生することで知られている魚津市を中心に栽培されています。その中でも特に、加積りんご産地は100年を超える栽培の歴史をもち、戦時中の伐採、あいつぐ気象災害(雪害、台風等)などの幾多の困難も乗り越え、富山県に合った栽培技術の研鑽に努め、栽培面積の拡大、品質の向上等を図ってきました。現在は、農家数52戸、栽培面積32haで、年間約750トンのりんごを生産しています。また、その大半が、農家の庭先で販売しているため、スーパーなどの店頭に出回るりんごが極めて少ないことから、加積りんごは「まぼろしのりんご」とも呼ばれています。

おいしさの秘密は完熟度にあり

おいしさの秘密は完熟度にあり  「加積りんご」は、2008年に特許庁から地域団体商標=地域ブランドに認定されました。りんごでは岩手県の「江刺りんご」に続いて全国2番目です。これは、長い栽培の歴史はもとより、主力品種「ふじ」の品質や食味の良さが消費者から高い評価を得て、ブランド化に成功したものです。

特許庁「地域ブランド」を取得

加積りんご  富山県内では、加積りんご産地をモデルとして、各地で新たなりんご産地が誕生しました。2009年度は、栽培面積(結果樹面積)108haで1,600トンが収穫されています。いずれの産地も「ふじ」栽培が主体で、年間収穫量の75%を占め11月上旬から収穫がはじまり、まさに今が「旬」です。富山県産「ふじ」の特徴は、「高い糖度と程よい酸味」、「果汁が多くジューシー」、「シャキシャキした歯ざわりのよさ」にあり、たいへん好評を得ています。

主力品種は「サンふじ」

サンふじ  富山県のりんごのおいしさの秘密は、①りんご産地としては気候が温暖なこと、②一年を通して豊かな清流に恵まれていること、③県外の主産県と比べて開花から収穫までの日数が長いことなどがあげられます。このため、樹木からより多くの養分が果実に蓄積され、樹上で熟させるからです。また、果実に袋をかけない栽培方法のため太陽の恵みをたっぷり受けて、一層の甘みが加わります。
 ぜひ、ご賞味ください。

【主な県産りんご産地】
■黒部市果樹振興会(黒部市) TEL0765-52-5615
■加積りんご組合(魚津市) TEL0765-24-9923
■上野方りんご組合(魚津市) TEL0765-24-9923
■西布施りんご組合(魚津市) TEL0765-24-9923
■滑川市りんご組合(滑川市) TEL076-475-6900
■上市町果樹協会(上市町) TEL076-472-5519
■あおば農協青果物出荷組合りんご部会(富山市) TEL076-455-3277
■JA山田村りんご農場(富山市) TEL076-457-2211
■池多りんご生産出荷組合(射水市) TEL076-434-2901
■氷見市りんご組合(氷見市) TEL0766-74-8861
■国吉りんご(高岡市) TEL0766-31-1695
■松永うの花農園(小矢部市) TEL0766-68-1753
■りんごネットワークとなみ野(砺波市、南砺市) TEL0763-32-8619
■福光フルーツ生産者協会(南砺市) TEL0763-52-4153

[今が旬 バックナンバー]
 ■2011年10月:とやま牛
 ■2011年9月:ベニズワイガニ
 ■2011年8月:呉羽梨
 ■2011年7月:入善ジャンボ西瓜
 ■2011年6月:ほうれん草
 ■2011年5月:シロエビ
 ■2011年4月:チューリップ
 ■2011年3月:ゲンゲ
 ■2011年2月:寒締めほうれん草
 ■2011年1月:かまぼこ
 ■2010年12月:たら汁
 ■2010年11月:庄川ゆず