レシピ 食の匠が教える伝統レシピ

【黒部市】にざい

ジャンル
野菜料理
種別
主菜
調理方法
煮る

親鸞聖人の遺徳(いとく)を偲んでお東では11月28日、お西では1月16日に報恩講が営まれ、寒い夜に栄養価の高い小豆を入れた温かい汁物を食べてお参りしたと伝えられている。いとこ煮は遺徳(いとく)が訛ったという説もある。

材料 4人分

大根 150g
人参 40g
さといも 200g
ごぼう 40g
コンニャク 2/3枚
油揚(厚揚げ) 2/3枚
小豆 100g
だし汁 3カップ
A(調味料)
砂糖 大さじ1/2
しょうゆ 大さじ2
小さじ1/2
みりん 大さじ1

作り方

  1. <下準備>
  2. a 大根、人参、さといもは皮をむき、大根は1.5cm角のさいの目切り、人参はいちょう切り、さといもは少し大きめに切りサッとゆで、ぬめりととる。
  3. b ごぼうはアカをとり、1.5cmの長さに切り、水につけてアク抜きをする。
  4. c 下ゆでしたコンニャク、油揚は湯通しをして、1.5cm角のさいの目に切る。
  5. d 小豆は水で固めにゆでておく。
  6. e 昆布(10cm)でだし汁を作っておく。
  7. 1 大根、人参、ごぼう、コンニャクをだし汁の中へ一度に入れ、やわらかくなるまで煮る。
  8. 2 (1)にさといも、油揚、小豆を入れ煮る。十分に煮上がったところに、Aを入れて味を整え、ゆっくりと味がしみこむまでよく煮詰める。