レシピ 食の匠が教える伝統レシピ

【入善町】やきつけ

ジャンル
種別
主食
調理方法
焼く

昭和初期の食糧難の頃から、田んぼ仕事や子供のおやつとして食べられていた。やきつけは、もち米のくず米を粉にし、春に採れるやわらかなヨモギを摘んでゆで、粉と混ぜて団子にし、大きな鉄鍋で焼いて味噌を塗って作る。

材料 4人分

もち米粉 300g
片栗粉 50g
よもぎ(茹でたもの) 150g
お湯 150~200ml
10g
みそ 50g
砂糖 15g
しょうがのしぼり汁 小さじ2

作り方

  1. <下準備>
  2. a 春にやわらかいよもぎを摘んで、ひとつまみの塩を入れたお湯でさっとゆがく。
    水に冷まして、しぼらずに保存袋に入れて冷凍保存しておく。
  3. 1 みそと砂糖、しょうがのしぼり汁を混ぜ、練り上げておく。
  4. 2 お湯を鍋に沸かし、よもぎを入れてやわらかくもどす。
    ゆで汁とよもぎを分けて取り、よもぎは細かく刻む。
  5. 3 こね器(または大きめのボウル)にもち米粉、片栗粉、よもぎを入れて②のゆで汁を少しずつ入れて両手でこねていく。
    耳たぶくらいの硬さにこね上げて広げる。
  6. 4 フライパンに油をひき、③をおいて、ふたをして両面をこんがり焼く。
    軽く焼き色がつき、ぷくぷくと焼けてきたら、①のみそを片面にぬり、ふたをあけたままで少し焼く。
    みそが乾いてきたらできあがり。
  7. よもぎのゆで汁の濃い緑色がもちをいい色に仕上げてくれます!